時論自論

かみなりがゴロゴロ鳴ると押入れの中で泣いていた子が大人になった日記

ビクセン・スーパーポラリス・R150S 復活

中学1年生の冬に買ってもらった天体望遠鏡、ビクセンのスーパーポラリスR150S。

某バンドの歌のように、重たい赤道儀を担いで田んぼの中まで行って、ハレー彗星を見ました。

高校2年の夏に使ったのが最後で、以来、埃っぽい物置の中で眠っていたものを40歳を過ぎてから引っ張り出したとき、主鏡はお風呂場の鏡のように曇っていて、三脚はサビだらけの状態でした。

何年か前に、三脚のサビを落として、主鏡を外して自分で洗浄して、センタリングアイピースを使って「なんとなく」光軸調整をして・・・・で、また放置。

放置してしまった理由は、ファインダーがグラグラになってしまっていること、極軸望遠鏡の暗視野照明装置が使えなくなってしまっていること、でした。

そして今日。そういえば流星群のシーズンだったことを思い出し、空を眺めてみると、木星と土星が並んでいました。

(もしかしたら、望遠鏡で見えるかも?)

事務所に飾りとして置いてある望遠鏡を担いで外まで出して、極軸なんか合わさないで、ファインダーで木星を捉えて、50倍→150倍→300倍と拡大してみました。

50倍では木星そのものは光っているだけですが、その周りに衛星があるのを確認できました。

150倍では木星の表面の縞模様を確認できました。

300倍では暗くなってしまってダメでした。

次にとなりの土星を捉えて、50倍→150倍→300倍と拡大してみました。

50倍では土星「らしき」明るい天体というレベルで、輪を見るのは厳しい。

150倍では土星らしい輪を確認できました。

300倍でも多少暗くなりますが、土星らしい輪をハッキリと確認できました。

一人で見るのはもったいないので、妻にも見てもらいました。

子どもも見たがって騒ぐのですが、もう少し大きくなったら見てもらおうと思います。

復活、と書きましたが、赤道儀はモータードライブが壊れているので、この望遠鏡の使い道としては、月と火星、木星、土星の観察に限られてしまいます。

それでも、実に32年ぶりに活躍させることができたということは嬉しいものです。

今では金銭的な価値なんて全くない、古い望遠鏡ですが、私にとっては他に代えがたい価値があります。

今はスマホにアイピースを覗かせて写真を取れる時代ですが、蚊が寄ってきて何箇所も刺されたので、それは次の機会に。
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